気象病は現代病?低気圧で体調不良になるのはナゼ?
おはようございます、みーさんです。
何やら低気圧によって体の調子を崩すことがある…とニュースで取り上げられることがありました。
毎日元気に楽しく、すこぶる元気に生活したいと思う人はたくさんいると思いますし、これから待ちに待った温かい季節の春がくるというのに、体調崩してなんていられませんよね。
お花見などで外に出る機会が増えるこれからの季節、低気圧で体調を崩す原因と予防法について紹介していきたいと思います。
相手を知ることで、大事になるまえに予防できますので、参考にしてみてください。
気象病って何?
まず、そもそも気象病って何?というところから始まりますが、気象病というのは大気中で起こる自然現象(雨、風、雪、みぞれ、気圧、気温など)の変化によって、症状が悪化したり、発作が引き起こされたりすることを言います。
例)雨の日に古傷が痛む(神経痛が起きる)など
気象病の原因は低気圧?
気圧が変化すると、自律神経が活性化します。
自律神経は、交感神経と副交感神経のことです。
交感神経
起きているときに働く神経。身体の活動を調整し、良い状態を保ちます。
副交感神経
睡眠や休息しているときに働く神経。体に受けたダメージなどを治す役割を持つ。
この二つの調整が上手くできなくなると、不調の原因に。
生活習慣によっては、気象病になりやすい体質になったりします。年々気象病の患者数は増加傾向にあるのは、近年異常気象などで(集中豪雨、台風が増えているなど)気圧の変化が関係しています。
急な気圧の変化によって、症状が強くなることがあります。
気象病の症状は?
- 首の痛み
- めまい
- 耳鳴り
- 頭痛
など、他にも症状がいくつかあります。
気象病がおこる季節はいつ?
春・秋・梅雨時・台風が接近する晩夏~秋にかけて・低気圧が日本の南側の海上に接近する冬など。
上空に寒気の存在も影響しているようです。
書き出してみると四季すべてが当てはまるので、年中気象病になる可能性があります。人によっては年中苦しんでしまうでしょうし、自分が当事者になるのはツラすぎます。
気象病を予防する簡単な方法
気象病になる原因は、自律神経の乱れが原因です。この自律神経の乱れを整えてあげることが、気象病の予防になります。
自律神経の乱れを整えるためには、神経の調子を整えてくれる脳内物質「セロトニン」を作って分泌させる必要があります。
セロトニンを分泌させる方法
※オキシトシン(別名・愛情ホルモン)
子宮を収縮させるホルモンで、母乳を分泌させる働きがある。
出産を経験したママには馴染みのあるホルモンです。
気象病の症状を少しでも和らげる方法
予防法をしたけど、症状が出てしまった!ツラくてガマンできないという人に向けて、症状を和らげる方法を紹介します。
まだ症状がないという人も、もしものときに備えて参考にして下さい。
頭痛が起きた場合
※あまりにも症状がひどい場合は、他の原因が考えられる場合があるので病院を受診するようにしてください。
首の痛みが起きた場合
- リラックスさせる
※あまりにも症状がひどい場合は、他の原因が考えられる場合があるので病院を受診するようにしてください。
めまいが起きた場合
- 安静にする
- 外からの刺激をシャットダウン(視覚・聴覚からの情報を入ってこないようにする)
※あまりにも症状がひどい場合は、他の原因が考えられる場合があるので病院を受診するようにしてください。
耳鳴りが起きた場合
- ストレスをためない
- 生活リズムを整える
※あまりにも症状がひどい場合は、他の原因が考えられる場合があるので病院を受診するようにしてください。
まとめ
低気圧による体調不良の病気「気象病」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
気象病を予防するキーワードはセロトニンで、
- 太陽の光を浴びる
- 軽い有酸素運動(散歩など)
- 入浴してリラックス
- 睡眠をとる
生活リズムを整えることにより、セロトニンを増やしたり分泌を促すことができます。
いきなり全部を取り入れるのは難しいので、できることから一つずつ生活にとり入れて行くのが近道です。
散歩などの軽い運動は、通勤・通学の時に行きでも帰りでも構いません。
一駅手前で降りて歩く、一駅先まで歩くなど少しの工夫でできます。
自分が続けられるところから、まず始めてみてはいかがでしょうか。
以上、気象病について書かせていただきました。